Pogoplug 第四話:データはどこを通ってきてるの? [ポッケの中のおもちゃ…]
暫定的な運用を始めたPogoplugですが、いよいよデータの経路を確認してみます。
自宅のネットワークにPogoplugを設置して、同じ自宅のネットワークにあるノートパソコンと外出先からWiMAXで接続したパソコンの通信をモニタリングして調べました。
結果は予想通り。
自宅ネットワークでのアクセス
- PogoplugクライアントがPogoplugサービスサイトへアクセス
- サービスサイトからPogoplugの情報を取得
- 同一ネットワークの場合にはPogoplugにhttpで問い合わせ
- ディレクトリの一覧などPogoplugから直接取得
- データへのアクセス
外部(インターネット経由)のアクセス
- PogoplugクライアントがPogoplugサービスサイトへアクセス
- サービスサイトからPogoplugの情報を取得
- Pogoplugサーバーがサービスサイトにデータ送信
- クライアントはPogoplugサービスサイトを経由してデータ取得
- 同クライアントはサービスサイトを経由してディレクトリ情報取得
- サービスサイトを経由(トンネル)してデータへアクセス
外部からのアクセスの場合、すべてPogoplugのサービスサイトを経由してファイルやデータにアクセスしています。自宅のネットワークにおいてあるPogoplugはサービスサイトとだけ通信しているようです。
一方、同じ自宅ネットワーク内ではパソコンがPogoplugに直接アクセスにいきデータやファイルにアクセスしていました。
記事を公開した後に、ぽん犬さんからGeolocation機能により、自動的に通信が国内サーバーに切り替わるという情報をいただきました。
ネットワークにつながっている環境で、一番近い(通信ロスの少ない)サーバーに自動接続するそうです。
ここで注意しないと行けないことが…Pogoplugにインターネット経由でアクセスするわけですので、海外から輸入したPogoplugは海外のサイトを経由してアクセスする設定になっています。国内で販売されているモデルは、国内のサーバーを経由してアクセスします。
海外版を持っていませんので詳細は不明ですが、海外版は海外サーバーを使用しますので速度が遅くなります。国内で使用する場合には、必ず国内用を購入するようにしないと「遅くて使えない」となる可能性もあります。
購入を検討する場合には、並行輸入品などの海外版を購入するのではなく、国内向けを購入しましょう。サービスサイトからスタッフさんにお願いして設定を書き換えてもらえる"可能性"もありますが、その手間を考えたら国内版を素直に買っておいた方が良いでしょう。
Pogoplug(ポゴプラグ)の記事は、以下の Pogoplug タグから一覧でご確認頂けます。
タグクラウド Pogoplug からも同じ記事の一覧が表示されます。
既にGeolocation機能が稼動しているので、自動的に国内サーバと通信が切り替わる様になってますよ。
by ぽん犬 (2011-04-18 10:44)
ぽん犬さん、ありがとうございます。
自動的に切り替わるようになったんですね。
追記して修正いたします。
by lin (2011-04-18 11:19)