現実を拡張するHMDたち3種類 [ポッケの中のおもちゃ…]
子どもの頃のSFみたいでHMDにわくわくする @incmplt です。
CEATEC 2014 に行ったときも色々なHMDでVRやARのデモがありました。
そして自宅には3台のHMD(のべ4台)あります。
- SONY HMZ-T3
- SONY HMZ-T2
- MOVERIO BT-200AV
- そして Oculus Rift DK2
ソニー ヘッドマウントディスプレイ “Personal 3D Viewer" HMZ-T3
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
EPSON MOVERIO シースルーモバイルビューアー BT-200AV
- 出版社/メーカー: エプソン
- メディア: Wireless Phone Accessory
そえぞれのHMDは、機能や特徴が違っていて、利用シーンや目的にあわせて使えます。
簡単に3台を比較してみたいと思います。
SONY HMZ-T3 | EPSON MOVERIO BT-200AV | Oculus Rift DK2 | |
視界 | 遮断型ディスプレイ |
◎ 半透過型ディスプレイ |
遮断型ディスプレイ |
HDMI接続 | ◎ 通常のHDMI |
◎ アダプターを介してHDMIミラー接続 |
− ディスプレイ接続としてHDMI利用 |
映画などの視聴 | ◎ 直接HDMIでDVD/Blurayに接続 |
◎ アダプターを使ってDVD/Blurayに接続 |
− 直接再生はできない。PCのアプリで再生ソフトあり |
装着のしやすさ | アジャスターで調整しながら装着 | メガネをかける感じで手軽に装着 | ゴムバンドを引っ張って装着 |
画質 | ◎ 視界全てに高画質な映像が広がる |
○ 半透過型の場合には背景が映る。シェードを使用することで遮断型で映像を表示可能 |
△ 360度の視界が広がるが、解像度が若干低い。アプリの表現力に依存 |
ジャイロ/GPSなど | なし | ジャイロ/GPSを本体に搭載 向いている方向検出機能有り |
検出用アダプターで向いている方向を検出 単体(HMD)で方向を検出できるかは不明 |
アプリケーション利用 | 通常のディスプレイ | EPSONからSDK提供中。 Androidが基本なので開発がしやすい。 |
開発者登録することでWin/Mac/LinuxのSDKが入手可能。 Unityでの開発プラグインあり。 |
特徴 | 映像を大迫力で見る没入感。 個人シアター |
半透過型のグラスタイプで外を見ながらHMDの情報を操作。 業務利用に期待 |
視界360度がOculusの世界になる。 ゲームの新しいディスプレイデバイス |
比較してみるとHMDと言っても、それぞれに特徴があります。
全部試してみた結果と特徴は?
映画やゲームを大迫力で楽しむならSONY HMZ-T3
映像も楽しみながら半透過ディスプレイで情報を拡張するなら EPSON MOVERIO BT200AV
世界へのフルダイブやAR/VRの開発を楽しみたいなら Oculus Rift DK2
普段使いなら SONY HMZ-T3が使いやすいと思います。
業務などで 操作をしながらメールを見たりマニュアルを見たりなど、現実世界を拡張した使いかたは EPSON MOVERIO BT200AVが適しています。
OculusRift DK2は、360度仮想世界の構築やAR/VRの開発したい方には良い環境ですね。 CtrlAltViewer を使うと360度SecondLifeの世界で手軽に遊ぶことが出来るようになります。
ソニー ヘッドマウントディスプレイ “Personal 3D Viewer" HMZ-T3
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
EPSON MOVERIO シースルーモバイルビューアー BT-200AV
- 出版社/メーカー: エプソン
- メディア: Wireless Phone Accessory