急にATOKからIMEに切り替わる… [発想法と知的生産の技術かな??]
#すでに 1/10であけましておめでとうございます もないですが。
WindowsにATOKをインストールして使用していると、突如IMEに入力が切り替わってしまうことがあります。Windows Updateなどをかけたときには、あきらめて設定を変更することになるのですが、普段使用しているときに、急に切り替わってしまうと「いきなり日本語入力がお馬鹿になった」と焦ってしまいます(連続して文章を入力していると、途中から誤字脱字や誤変換が多くなってることに後で気がつくこともあります)。
これは、Windowsの言語設定にあるデフォルトのキーバインドが原因です。Windowsのデフォルト設定では、Ctrl+Shiftを入力するとシステムにインストールされている日本語入力を切り替える機能があります。これは、複数の言語(日本語や中国語、韓国語など)の入力をする場合には便利な機能ですが、日本語(と英語?)しか入力言語として使用しないのであれば、邪魔な機能ですので無効にしてしまいます。
Windows XPで、この機能を無効にするには、次の設定をします。
- コントロールパネルから「地域と言語のオプション」を開きます
- 「言語」タブから「テキストサービスと入力言語」をクリックします
- 「設定」タブの「基本設定」内の「キーの設定」をクリックします
- 「詳細なキー設定」から」「キーシーケンスの変更」をクリックします
- 「入力言語の切り替え」についているチェックを外します
- 後はすべて
していき設定を保存します
異常なくらいに深い場所に設定があります。普通はこんな設定見つけられないと思います…(Windows Vista環境も似たような場所にありますが、もう少し浅い場所で設定可能です)。
上記の設定で、勝手にATOKからIMEに切り替わることが無くなったので、安心してATOKでの入力ができるようになりました。
快適快適・・・
文章校正環境を整えてて「はまる」 [発想法と知的生産の技術かな??]
共同通信社 記者ハンドブックの辞書を導入したら「ユーザ」が <記:表記揺れ> と表示されるようになってしまいました。よく言われる「コンピュータ」と「コンピューター」の表記の違いによる指摘です。
「この業界」にいるので、用語の基本は JISに従った書き方をしていたつもりですが、外来語の表記に関しては、現在二つの表記方法があるようです。
- 公文書の場合
- 「外来語の書き方」(平成3.6.28 内閣告示第二号)
- JIS Z 8301:2008 の場合
- 「付属書G 文章の書き方、用字、用語、記述及び数字」の「G6.2 外来語の表記」
JISでも、最初の「G6.2.1 一般」では、主として"外来語の表記(平成3.6.28 内閣告示第二号)"による。と定義がありますが、「ただし、慣用が定まっている場合には、それぞれの慣用による(G6.2.2参照)。」とあります。
この時点で、長音符号をつけるのが基本であり、今まで別の書き方をしてた場合には続けても大きな問題とはならないということですね。
この G6.2.2 が問題になっている"長音符号の取り扱いに対して"の記述になります(一時期 JIS Z 8301 のG6.2.2がなかったような記事(2000年版の改訂?)がありますが、今日現在ではその表記は存在していました)。
この中を読んでいくと「-er,-or,-arは、ア列の長音とし、長音符号を用いて表すものに当てはまるとみなす」とあります。ただし、次のような定義もあります。
b) 規格の用語及び学術用語にない用語の語尾につける長音符号
ここで問題の「言葉が3音以上の場合には、語尾に長音符号をつけない。」という定義が現れます。
ここででてきた学術用語は、分野ごとに学術用語集が文部科学省編で発行されているようで、これらの用語は教科書などに適応されるようです。
学術用語がなければ(たぶん、定義が間に合っていない例外となる外来語ということかもしれませんが)は、長音符号を省略する表記法となかり限定的な利用になっているのが決まります。
ここまでくると調べる量が多くなりすぎてしまいます(さすがに学術用語を入手して、しらみつぶしに辞書を作るとなると一人の手に余るので)。
一般的な書き方としては、「外来語の書き方」に従った文章を作成するのが無難なようです。
単語の打ち間違いは、導入した共同通信社 記者ハンドブックの辞書が指摘してくれるでしょうが、今まで指で覚えたタイプを直すのに苦労しそうです。今までの「JISで決められている」と言われる表記を好む環境では、正規表現などで一括置換するか、辞書での置換をして統一することになりそうです。
ちなみに、JIS Z 8301 の付属書Hでは、「規定を表す言葉の表現形式」というものもあります。
この中で、指示要求の場合、禁止の場合、推奨の場合などの末尾に置く語句の定義もありますので、技術文章や説明の文章を作成するときには非常に助かっています。
Postscript
本記事ですが、参考にしたサイトの情報とJIS Z 8301で異なっている部分がありましたので、全体的に書き直した文章を再投稿しております。参考にした情報ではJIS Z 8301:2000 版 を基準としておりましたが、 JIS Z 8301:2008 では記述が異なっていたため、記事の内容が大きく異なっております。
Postscript-2
さらに調べてみると 国際情報科学研究所 オンライン学術用語集からコンピューターを検索すると「物理学編(増訂版)で定義がありました。ユーザーは、直接的な定義が見つかりませんでしたが、図書館情報学編にエンドユーザーと定義がありました。
「JISで決められていると言われる表記を好む環境」がマイノリティーのようですね。これから文章の表記が変わるのは確実なようです。
「守・破・離」の「守 」 [発想法と知的生産の技術かな??]
武道・武芸の教えで「守・破・離」があります。昔のNIFTYのログを整理していたら、PIMフォーラムで、守・破・離の話が残っていました(意味はgoogleあたりで調べるとすぐに出てきますが…)。
- 『守』
- 最初の段階では、指導者の教えを守っていきます。 できるだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、指導者の価値観をも自分のものにしていきます。 学ぶ人は、すべてを習得できたと感じるまでは、指導者の指導の通りの行動をします。 そして、指導者が「疑問に対して自分で考えろ」と言うことが多くなったら、次の段階に移っていきます。
- 『破』
- 次の段階では、指導者の教えを守るだけではなく、破る行為をしてみます。 自分独自に工夫して、指導者の教えになかった方法を試してみます。 そして、うまくいけば、自分なりの発展を試みていきます。
- 『離』
- 最後の段階では、指導者のもとから離れて、自分自身で学んだ内容を発展させていきます。
というものです。
どのような道にも必ず型(定石)があり、その型を繰り返し繰り返し稽古する必要があります(守)。
そして、受け継いだものを守りながら、自分にあう型を作り出し、それを新しいものとし繰り返し実行していく。
柔道などは当然ですが、サッカーや野球などでも 基本の練習をしっかりと行い、その中で選手独自もしくはチームの型が生まれていくと思います。
私は、これはすべてのことに当てはまることだと思っており、目標管理や時間管理、クリティカルシンキングやロジカルシンキング、その他今まで勉強してきたことを、定期的に基礎から勉強し直しています。これによって自分の中でそれぞれの情報に対しての型がどんどん強く(守)、今までの実績にあわせ現実的な型(破と離)ができあがっていくと考えています。離に行き着き、自分のものとなるのが、いつかわかりませんが。
最近、気になるのが、若い人に新しい技術や方法を教えると「いわれたやり方が実施できる」もしくは「頭で理解したつもり」で「すべてを掌握したつもり」になってしまう傾向があるように感じます(「守」が異常に短いし繰り返しもないので本当の意味で自分のものになっていない)。
親切に書いてある書籍が多くなり、書籍のスタイルが Howto に変わったきたのかもしれませんが、いつまでも「自分の思い込み(我流)」で、物事への対応が「主観的な対応」になってしまうようです(見た目や格好重視?見た目だけをマネしてもね…)。
実践してみると「思った通りにできない」という結果が待っているので、結局 過去にやったことをもう一度やり直すことになるのですが、表層をみている限り環境が変われば全く使い物にならない手順(Howto)だけが蓄積されていってしまいます。
ものごとの原理原則を理解してもらいつつ、基本が確実に身につくまで、我流に走らないように、自然に行動できるまで繰り返すということは、どんなふうに伝えればよいのか、迷ってしまうことがあります。
そんなことを感じ考えつつ、本日は7つの習慣と第8の習慣を勉強し直しています。
オーディオブックとPodcastでいつでも勉強 その2 [発想法と知的生産の技術かな??]
グロービスのMBAなどを読んでいて、おおよその言葉などを知っていても事例で話が進んでいくのでイメージがしやすいと思います。
通勤大学MBAの授業 (1) マーケティング (CD2枚付き)
- 作者: グローバルタスクフォース
- 出版社/メーカー: 総合法令出版
- 発売日: 2006/01/07
- メディア: 単行本
と、さらに先日のPodcastで、良く聞いているのが次の2つのPodcastです。
- Software Engineering Radio
- iTunes→オーディオPodcast→ソフトウェアハウトゥ からみつけることができると思います。プログラミングに関するアーキテクチャや、事例、考え方や ソフトウェア開発者のインタビューなどの紹介があります。英語で1エピソードが60分ほどで100エピソード以上ありますので、かなり聞きごたえがあります。
- 丸山先生のレクチャーシリーズ
- Googleあたりで調べるとURLが出てくると思います。稚内北星学園大学(wakhok)が 毎年開催している丸山先生レクチャーシリーズの内容を公開するPodcastです。稚内北星学園大学(wakhok)が毎年開催している丸山先生レクチャーシリーズの内容を公開するPodcastです。 配布資料も別途公開されています。こちらも1エピソード60分程度です。
その他にも聞いているPodcastがありますが、このあたりの音声情報を聞くだけでもボリュームがあり色々な考えかたや情報を入手可能です。
いつでも勉強できるからオーディオ・ブック購入 [発想法と知的生産の技術かな??]
CNNやラリーキングライブ、技術者向けのPodCastなど英語圏ではオーディオブック(というか、音声情報)が非常に豊富です。
え~っと、事前に書いておきますが私は英語は、それほど得意ではありません(逆に苦手なくらい)。それでも、英語の音(っていうので良いのかな)に慣れていないと、聴くこともできなくなるので、とにかく英語に触れられる機会は大切にしています。
で、今回購入したのは、「通勤大学MBA クリティカルシンキング」です(当然、日本語です ^^;)。
CD 2枚組みで\2,500-。
細かいトラック(1トラック2,3分)で構成されています。
オーディオブックだけで全て完結するものではありませんが、書籍(付属の書籍だけでなく、関係する書籍でも)読みながらオーディオブックを聞いていると、目と耳で情報を入手できるので、書籍の情報を耳で補完しながら勉強できます。
クリティカル・シンキングが難しいと思っている(もしくは、何がよいのか分からない)方は、一度オーディオブックで聞いてみるとよいかもしれません。
昔の教育ラジオを聞いているみたいですが、情報が脳に残りやすい気がします。電車などの移動中に聞きながらということもできるので、音(音律?)として意識に残りやすく、頭の中で思い出しやすいのもオーディオブックの強みでしょうか。
できたものと探したもの(IdeaPad)・・・ [発想法と知的生産の技術かな??]
この週末、メモのためのツールを NS BASIC/Palm でごにょごにょ作成して・・・
こんな感じのものができました(配布予定は・・・諸事情もあり、まったくありませんが)。
で、同じようなツールもないかな~と、palmware を探してたら、IdeaPad というツールを見つけました。
最初にファイル名を決めたりしなきゃいけなかったりで、ちょっと戸惑いますが、テキストボックスを配置して、必要な題名を入力すると、それをアウトラインとして文章を作成できたりします。 このほかにも、UMLPad(作者は違います)なんかも見つけたので、これから試していく予定です。
- progect manager
- http://sourceforge.net/projects/progect/
PocketPCを使わないのは、Project@Handと同じ機能がPocketPCにないからかも・・・ 仕事関係のツールばっかりですけどね。
NS BASIC for Palm まで引っ張り出しちゃった [発想法と知的生産の技術かな??]
最近、仕事で関係しているスタッフに「マンダラート」や「N2法」などのメモ学に関する考え方をレクチャー中。仕事のタスク出しや問題解決に役立ててくれてるようです。
で、それに関係してpalmで動くツールがほしくなってきました。
紙に書けばよいのですが、普段使っている手帳はちょっと大きめなので、電車の中や飲み会などの場所で話をするときには、ちょっと邪魔。そんなわけで、palm(PocketPCじゃないのは・・・ごにょごにょ・・・)で動くメモツールがほしくなったわけです。
昔買ったような気がするな~と、ソフトウェアの山をあさっていたら、NS/BASIC for Palmを発掘しました。
今でも普通に使えるし、簡単なプログラムをコンパイルしてエミュレータで動かしたらちゃんと動く。
ということで、CLIE/Visorで動くメモツールを作成しようかな~
NS/BASIC for Palmだと、やりたいことを直接記述できるので「動くプログラム」を作るまでの時間が非常に短時間になります。gccでのpalmプログラムも興味があるけど・・・ IDEでの開発とコンパイルに慣れてしまうと、コンソールベースの開発は苦痛になってしまいます。
探したら CodeWarrior for Palm も見つかったけど・・・ こっちはXPではうまく動きませんでした orz
# Mac環境では動いたので、そっちで開発するかも (でも、Mac は HotSyncの環境がな~)。
いつか来た道・・・ 結局PDAにもどるの・・・?! [発想法と知的生産の技術かな??]
日本語版のpalmがなくなってしまって、数年。
久しぶりに Visor を取り出してみました。単四電池駆動なので、コンビにから電池を買ってきて、早速起動・・・ 何の問題もなく動いてます。
で、メモの入力などを試してみると、やっぱりGraffitiの入力は快適です。
普段はZAURUSを持ち歩いて、sshなどのメンテナンス用途に使用していますが、メモを取ったりスケジュール入力するには、Graffiti+Palmwareが早いです。
おそらくインターフェースが簡潔で、思考の順番でデータを入力できるのが大きな違いかも。
ZAURUSやPocketPCは、ファイルシステムが見え隠れして、結局パソコンの小型化というもの出しかなく、palmや昔のZAURUS(PI-3000など)は、「情報を創る」事に特化していたんだな~と。
スケジュールなどは、紙の手帖で管理していますのでスケジュールはイラナイのですが、メモ/アイディア作成などはpalmに戻ってしまいそうな感じです。
ちなみに現在稼動可能なPDAは、下記の通り
・iPAQ 2940(カラー/PPC)
・MobileGare MC-R320 (モノクロ/WInCE/フルキーボード)
・Jornada 710 (カラー/WinCE/フルキーボード)
・ZAURUS 860 (カラー/LinuxZAURUS/キーボードアリ)
・Pocket PostPet ( ^^; /まあ、残ってたということで )
・Visor デラックス (モノクロ/Palm)
・CLIE/Palm PEG-N600C
・CLIE/Palm PEG-N750C (最近もらってしまった)
バッテリー駆動のものが多いのですが、それでも結構動いてます。
ってことで、またPDAな生活に戻りそうな予感・・・ ^^;
あっ・・・腰はだいぶ良くなりました。今は、コルセットも外せて、痛みは残ってるもののどうにか普通の生活してます。
コンピュータ・エンジニアの時間管理・・・ [発想法と知的生産の技術かな??]
数週間前に出たようなんですが・・・・
というのを見つけ、早速購入・・・
内容的には、一般的な(著者はシステム管理者特有といっているが)時間管理と優先順位の方法からはじまり、システム管理にかかる時間を短くするTIPSなどなど。
時間管理と優先順位は、Franklin などを使っていることから目新しくはないのですが、他のスタッフに説明する場合には、体系だって説明してあるので非常にヨサゲな本でした。
仕事のタスクと個人の予定を分離して管理している人も多いんですけど、そうしちゃうとどちらかにしわ寄せが来ちゃうことが多いんですよね。
これからもうちょっと読み進めていきます。
全部あわせると重たいぞ・・・まとめて自己啓発本の読み直し・・・ [発想法と知的生産の技術かな??]
田舎に帰ったり、ちょっとしし時間が取れたので、今まで読んだ
成功法則本をまとめて読み直しました。
最初の本、3つの成功サイクルをかかれた、川西さんは、以前 フランクリンコヴィーのセミナーでお世話になったこともある方です。
そのときには「リーダーの4つの役割」というセミナーの講師として、
リーダーシップとマネージメントなど、組織運営などをお教えいただきました。
それから6年ほどたっており、川西さんは別の会社となってしまったようですが、そのときのことを思い出しながら読んでみました。
すでに何回も読み直している本ばかりなので、読む時間はそれほどかからないのですが、 それぞれに共通する項目、考えたなどを再確認できてよかったと思っております。
次は、ビジネス関連で、ヤリエフ・ゴールドラットのザ・ゴールから始まる一連のTOC関連本を読み直してみる予定です。
個別のほんのレビューは、これから追記していきます。